乾燥肌でハリ・弾力をアップさせるには?
ですがこれらの成分は、加齢によって生成量が減少するだけではなく、紫外線や摩擦などの刺激や栄養不足、他にもあらゆる要因が重なることによって減少し、乾燥肌が引き起こされてしまいます。
乾燥肌になると肌の表面にある角質が摩擦の刺激を受けやすくなるためにバリア機能が低下してしまい、乱れた角質細胞の隙間から水分がどんどん蒸発してしまいます。
水分がたっぷり保持できていれば、その分肌にハリがあって弾力もありますが、水分がなくなるとしぼんでしまいハリも弾力も失われて、たるみやシワが出来てしまうのです。
肌が乾燥している上にハリや弾力がなくなってたるみやシワができたら、見た目年齢は5歳どころか10歳近く上に見られてしまうこともあるでしょう。
これは女性として一番嫌なことではないでしょうか。
乾燥肌はともかく、せめてハリや弾力を取り戻して見た目年齢を少しでも若くしたいという方にオススメなのがオイルケアです。
乾燥肌にオイルというと、まるで馴染まないように思えるかもしれませんが、乾燥肌に不足しているのは水分と同時に水分を蒸散させない油分もまったく足りていないのです。
乾燥肌になるとローションパックなどで水分を一生懸命補ったりしますが、水分というのは体の中から取り込むことができます。
ですが角質層などで水分を保持する保湿成分は取り込むことが出来ませんし、生成も追いつかないのが実情です。
せっかく肌が水分を取り込んでも、角質層から逃げていってしまうので水分を閉じ込めておくことができないという状態になり、ハリや弾力も取り戻せないのです。
オイルを使ったケアはバリア機能が低下した表皮を守り、水分が逃げていくのを防ぐ効果に優れているので、乾燥肌でもハリや弾力をアップさせてくれます。
さらに真皮層でハリと弾力を支えるコラーゲンやエラスチンを取り入れると、より効果的にハリや弾力を取り戻せるでしょう。